株式投資にはインカムゲインという収益がありますが、このインカムゲインを受け取るには、投資先企業の株主名簿に自分の名前が記載されている必要があります。
株主名簿に名前を記載する為には、株券の名義を書き換える必要があります。
一般的に保護預りにする場合には証券保管振替機構によって名義の書き換えを行う為、特に心配することもありませんが、購入した株券を「受け渡し」にする場合には、注意が必要です。
株券の受け渡し
株券の売買が成立すると、その代金と株券の受け渡しが行われますが、この受け渡しは取引成立の4営業日後に行われます。
つまり、予め購入資金が用意できている場合は問題ありませんが、資金不足の時には受け渡しが行われる4営業日後には、購入した株券は証券会社のものとなってしまいます。
万が一資金不足で株券の所有者が証券会社になれば、証券会社はその株券を自由に売却することが出来ます。
この時、株価が下がった状態で証券会社が売却してしまえば損失になってしまいますが、この損失分は投資家が負担しなければいけません。
しかし、逆に株価が上がって収益が出たとしても投資家にはバックされません。
保護預かりと受け渡し
現金と株券の受け渡しの次には、購入した株券の保管が必要になります。
一般的には、証券保管振替機構に保護預りになる為、現金との受け渡しが終われば、そのまま証券保管振替機構によって名義が書き換えられ、保管されます。
その他に、“株券そのものを所持したい”などの場合には、「受け渡し」と呼ばれる方法がとられます。
受け渡しを行う際には、名義の書き換えを申請して変更しなければ株主とは認められません。 |